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写真・アートを考える

写真やアートの表現、作家性、美術史や芸術理論について、鑑賞や制作、学びを通して考えたことを綴ります。

  • 2026年7月20日
  • 2026年7月20日

デジタルは個性を奪うのか──二つの展示を見て考えたこと

デジタルが個性を奪うのか 先日、フルデジタルで制作する複数のイラストレーターによる展示を続けて見た。 最初に見たいくつかの展示では、ある違和感を覚えた。作家はそれぞれ異なるにもかかわらず、作品全体の印象が驚くほど似ていたのである。色彩や構図、画面の密度まで、作者名を伏せられたら同 […]

  • 2025年2月5日

斬新という感覚の主観性

画像生成AIツールで、特定の作風を排除した画像生成を模索する過程で、自身の抱く斬新という感覚が、実は極めて主観的なものであることに気づかされました。 またこの体験は『美術手帖』の生成AIの特集号の指摘に通ずるものでもありました。 特定の作風を排除するだけでは、人物のプロポーション […]

  • 2021年9月19日
  • 2021年9月19日

宇田川直寛氏の作品制作の内面的なプロセスに強い関心を寄せる思想に共鳴

要約:スプラウト・キュレーション「風と、イメージ」の参加作家の宇田川直寛氏は、作品制作の内面的なプロセスに強い関心を寄せる方であるが、私自身も自己の内面を作品制作や表現形式に反映し続けてきたためシンパシーを感じる。 今回の記事は、これから拝見する予定の展示に関するものです。 スプ […]

  • 2021年6月26日
  • 2021年6月26日

写真は作品との心理的な距離感の振れ幅が大きいメディアなのか

要約:ART TRACE GALLERY「Crash of Temporalities」で、写真作品と映像作品を同時に拝見した際に感じた、写真に対する心理的な近寄り難い感覚から、写真は収められたイメージによる、作品との心理的な距離感の振れ幅が非常に大きいメディアのように思える。 […]

  • 2021年5月24日
  • 2021年5月26日

搬出アートの定義と作品の成立要件

要約:個展の搬出作業の際に、ひっつき虫を使っていて偶然奇妙な形のオブジェが出現した。そこでこれを「搬出アート」と名づけるとともに、そのような概念の先行事例がまだ存在しないため、私なりにその定義づけを行ない「造形に対する非意図性」「非コンセプト性」との、作品の成立要件を定めた。 前 […]

  • 2020年11月8日
  • 2021年4月22日

ART TRACE GALLERY「カナタのてざわり」感想

先日、最終日にART TRACE GALLERYのグループ展「カナタのてざわり」を見てきました。 企画者でもいらっしゃる橋本佐枝子さんと、コヤマイッセーさん、長谷川美祈さん、馬見塚喜康さんの4人展です。 最終日につき、会場には長谷川さんを除くお三方がいらっしゃいましたが、今回はど […]

  • 2020年7月7日
  • 2021年5月27日

表現・自己表現とミメーシス(模倣)との違い+私の作風の解釈

要約:以前から「アート活動=自己表現」という概念に違和感を感じていましたが、『舞台芸術への招待』のダンスの起源に関する説明により、私の作風は本質的な要素の模倣や再現、つまりミメーシスに近いことが理解できました。 今読んでいる放送大学のテキスト『舞台芸術への招待』に、表現あるいは自 […]

  • 2020年4月4日
  • 2020年4月4日

鑑賞者による生命力や神秘性などの投影を可能とする、リアルな人形の不在性

前回「作家が写された映像がもたらすプレゼンスと不在の感覚〜諸岡亜侑未「Dig up and Build」を例に」の中で、展示会場内の作家が写された映像が、鑑賞者の事情によって、作家の不在を感じさせるものにも、存在を感じさせるものにもなり得ることを考察しましたが、この中の「不在」に […]

  • 2020年3月13日
  • 2020年3月14日

作家が写された映像がもたらすプレゼンスと不在の感覚〜諸岡亜侑未「Dig up and Build」を例に

諸岡亜侑未「Dig up and Build」のパフォーマンスの感想と関連して、そのパフォーマンスの記録映像から私自身が感じたことを元に、プレゼンスと不在の感覚について考察します。 初日のパフォーマンスを見た直後に感じたこと 感想記事にも記したように、諸岡さんの初日のパフォーマン […]

  • 2020年2月29日
  • 2020年3月1日

お気に入りの作家のアート作品を鑑賞後、味覚や食べ方が一変

KENJI TAKI GALLERYで偶然ヴォルフガング・ライプの作品を拝見した際、「芸術は衣食住とは異なり、なくても生きてはいける、しかし心を豊かにしてくれる」旨の格言を実感するような出来事を体験しました。 30年ぶりに偶然お気に入りのアーティストの作品を拝見 数日前に不思議な […]