先日、新宿眼科画廊のグループ展「泥と絵の具」を見てきました。
企画の意図
企画者でもいらっしゃる作家の新宅和音さんが在廊されていて、いろいろとお話を伺うことができました。
新宅さんによれば、今回のグループ展は、アナログの手法にこだわり続けている作家をSNSなどで探し、声をかけて実現したとのことです。
展示タイトルの「泥と絵の具」には、絵の具と泥臭く向き合うというようなニュアンスが込められているのかも知れません。
牛尾篤~アンリ・ルソーを彷彿とさせる作風
展示で一番印象に残ったのは、こちらの牛尾篤さんの作品でした。
アンリ・ルソーの《夢》を彷彿とさせるような作風が、非常に個性的に感じられました。
ちなみにどの作品にもスイーツが描かれていましたが、こちらは牛尾さんがお菓子屋さんを経営されていることと関連しているのかも知れません。
新宅和音~物語性に魅力
また企画者の新宅和音さんの作品は、作品から伝わってくる物語性に魅力を感じました。
特に指で指し示す仕草は、キリスト教美術に頻繁に登場するため、どのような意図が込められているのか、とても気になりました。
なお人物の仕草などは、描く前から決められているわけではなく、作品と対峙する過程で生じてくるとのことです。
新宅さんの今後の企画にも期待しています。
展示は7月15日(水)までです。