• 2018年4月23日
  • 2018年4月23日

ARCOT2018感想〜総じてメッセージが分かりやすかったコロンビアのアーティストの作品

先週、市ヶ谷のセルバンテス文化センターというスペインの文化施設で、ARCOT2018を見てきました。 ARCOTとは日本とコロンビアの文化交流を促進する団体の企画で、今回はコロンビアのアーティストのグループ展です。 なお私も今年後半にコロンビアの大学内のギャラリーで開催されるグル […]

  • 2018年4月18日
  • 2018年4月26日

川口幸也編『展示の政治学』〜俯瞰的な視点から展示の力関係(権力構造)を考察し、かつ展示者やアートプロジェクトの暴力性をも取り上げた良書

『展示の政治学』を購入したきっかけ 川口幸也編『展示の政治学』、今週から読み始めた本です。 本書を購入したきっかけは、川口さんの思想を知りたかったからです。 川口さんのことは2015年より在籍している京都造形芸術大学のウェブスクーリング科目の教科書『芸術教養シリーズ8 アジア・ア […]

  • 2018年4月16日
  • 2018年4月17日

来年のアートトレイスギャラリーの展示の構想〜多様な芸術ジャンルのアーティストが参加するミニ芸術祭

今回の記事は所属のART TRACE GALLERY(アートトレイスギャラリー)での展示に関するものです。 アートトレイスギャラリーは、自主ギャラリーあるいはアーティスト・ランと呼ばれる、所属アーティストが費用や業務を分担しながら運営するギャラリーで、海外ではインディペンデント・ […]

  • 2018年4月16日
  • 2018年4月16日

アクリル板とマスキングテープを用いた簡易フレームの綺麗な額装の仕方

今回は以前に「アクリル板とマスキングテープを用いたコストパフォーマンスに優れた額装方法」で紹介した、EINSTEIN STUDIOの方から教えていただいた、アクリル板を使用した簡易フレームの額装の仕方の続報です。 その後より綺麗に仕上がる方法を思いつきましたので、今回はその方法を […]

  • 2018年4月10日
  • 2018年4月10日

私説:日本で作品は売れなくても写真集は良く売れるのは、絵柄を買っているからでは

前回の記事「私説:アウラと関連づけられるのは芸術作品の礼拝価値ではなく展示価値の方であり、複製技術の進展とも相関性の低い概念」で引用したベンヤミンの『複製技術時代の芸術作品』の中に、もう1つ次のような興味深い記述があります。 20世紀前半までは斬新な技術として持て囃された写真の複 […]

  • 2018年4月7日
  • 2018年4月8日

私説:アウラと関連づけられるのは芸術作品の礼拝価値ではなく展示価値の方であり、複製技術の進展とも相関性の低い概念

これまで旧ブログに、ヴァルター・ベンヤミンの『複製技術時代の芸術作品』について批判的な記事をいくつか書いてきましたが*、ベンヤミンの理論にはもう一つ腑に落ちないことがあります。 それはアウラと芸術作品の礼拝価値とを結びつける彼の考え方についてです。 *関連ブログ: ベンヤミン『複 […]

  • 2018年4月3日
  • 2018年4月3日

私説:作品の鑑賞態度は個人単位でも一律ではなく、様々な要因の影響を受けて変化している

今回は一昨日の投稿「ART TRACE GALLERY「足下から空を蹴る」感想」を書いた後に気づいたことを投稿します。 少し前に自分の鑑賞態度が「作品コンセプト最重視」へと変化したことに気づく 以前に「私説:作品の制作スタンスは「関心」を通じて鑑賞の仕方にも反映される」で、私の制 […]

  • 2018年4月1日
  • 2018年4月2日

ART TRACE GALLERY「足下から空を蹴る」感想

今日、所属のART TRACE GALLERYの当番で、メンバーの百瀬陽子さんの企画したグループ展「足下から空を蹴る」を拝見しました。         衛藤さん以外の方の作品からは、どこかシャーマニズムやアニミズム的な雰囲気が感じられたため […]