少し前に「私説:アーティストバイオグラフィーはセルフブランディングに欠かせないアーティストとしてのアイデンティティの表明」という記事を書きましたが、そのアーティストバイオグラフィーの書き方の参考になりそうなページを見つけました。
先日までスパイラルホールで開催されていた「近くへの遠回り―日本・キューバ現代美術展 帰国展」の参加アーティストの紹介ページです。
「近くへの遠回り―日本・キューバ現代美術展」日本現代美術のグループ展をキューバ初開催 展覧会コンセプト・作家紹介
みなさん、簡単な経歴と共に、作風を代表作に紐付けながら説明されているので、抽象的になり過ぎず、とても解りやすい内容になっているように思えます。
ポイントは代表作の提示です。この方式なら必然的に具体性を帯びるため、ポエムと揶揄されるような事態も避けられると思います。
また書き方に迷うことも少なくなるのではないでしょうか。
(ただし作品名の羅列ではCVと大差なくなってしまいますので、ご注意ください)
私もこのように書けば良かったと後悔しています…
ですので自分のサイトの分だけでも、いずれ書き直そうと思っています。
追伸)展示も、とても素晴らしいものでした。
関連記事:スパイラルガーデン「近くへの遠回り―日本・キューバ現代美術展 帰国展」〜高嶺格氏の作品感想