作品「メルクリウスの泉」の8つ目の象徴〜蒸発の候補作品1

作品『哲学者の薔薇園』制作日誌8〜1つ目の挿絵「メルクリウスの泉」の2匹の蛇が示す蒸発と結露の象徴候補作品

「メルクリウスの泉」の8つ目の象徴〜2匹の蛇が示す蒸発と結露

作品『哲学者の薔薇園』制作日誌その8。
今回は第1の挿絵「メルクリウスの泉」の、2匹の蛇が示す蒸発と結露の象徴を表現する作品です。

『哲学者の薔薇園』第1の挿絵「メルクリウスの泉」

この挿絵を収録したユング著『転移の心理学』の説明によれば、上部の2匹の蛇は水の2つのベクトルである蒸発と結露に象徴される二重性を、より具体的には悪いものを生み出すと同時に、それを浄化もする存在であることを示しているとされています。

作品「メルクリウスの泉〜2匹の蛇が示す蒸発と結露」の候補作品

ただ二重性を分かり易く表現することは困難であるため、象徴を蒸発と結露の2つに分割し、それぞれ次のような作品を撮影しました。

蒸発の候補作品

結露の候補作品

蒸発はエネルギーの上昇、結露はその下降を表しています。

参考文献

カール・グスタフ・ユング著『転移の心理学【新装版】』、みすず書房、2016年

作品「メルクリウスの泉」の8つ目の象徴〜蒸発の候補作品1
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