- 2019年1月19日
- 2019年2月21日
森美術館「カタストロフと美術のちから」展の感想
以前に「カタストロフと美術のちから」展におけるオノ氏の作品への書き込み内容の制限は適切な処置という記事を書きました。 しかしここではオノ・ヨーコ氏の作品についてしか触れていないため、今回はその他の作品について書きます。 カタストロフの記録、再現を志向する写真作品と、想像力を掻き立 […]
以前に「カタストロフと美術のちから」展におけるオノ氏の作品への書き込み内容の制限は適切な処置という記事を書きました。 しかしここではオノ・ヨーコ氏の作品についてしか触れていないため、今回はその他の作品について書きます。 カタストロフの記録、再現を志向する写真作品と、想像力を掻き立 […]
今回の記事はお勧めのアート本の紹介です。 椹木野衣著『反アート入門』。2010年の発売以来、今も増刷を重ねている本ですので、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。 通説とは言い難いゆえの『反アート入門』 『反アート入門』はタイトルに「反」と付けられていますように、ここに書かれてい […]
今回は今読んでいる小崎哲哉著『現代アートとは何か』の紹介記事です。 昨年の3月の発売後、ほぼ毎月増刷されているベストセラーです。 諸外国のアート事情の最新報告 『現代アートとは何か』というタイトルからは、普段あまりアートに馴染みのない一般の方向けに、難解な印象の強い現代アートを分 […]
次回の展示案内です。 今年もドバイのオルタナティブスペースCHI-KAで開催されるNEW JAPAN PHOTOに参加致します。 昨年はシリーズ作品『症状の肖像』から2点を出品し、それぞれ3点ずつという好セールスを記録致しましたので、今年も期待しております。 関連ページ:NEW […]
今回の記事は「来年のアートトレイスギャラリーの展示の構想〜多様な芸術ジャンルのアーティストが参加するミニ芸術祭」の続報です。 内容自体に変更はありませんが、参加していただく方の多くが限度枠いっぱいを使用されるため、参加者数が当初の予想より少なくなり、5~6組程度になりそうです。 […]
「メルクリウスの泉」の8つ目の象徴〜ウロボロス 作品『哲学者の薔薇園』制作日誌その9。 今回は第1の挿絵「メルクリウスの泉」の、メルクリウスのウロボロス的性質の象徴を表現する作品です。 ウロボロスとは、自分の尾を噛んで環となった蛇もしくは竜のことで、この象徴は挿絵の水槽から上昇す […]
「メルクリウスの泉」の8つ目の象徴〜2匹の蛇が示す蒸発と結露 作品『哲学者の薔薇園』制作日誌その8。 今回は第1の挿絵「メルクリウスの泉」の、2匹の蛇が示す蒸発と結露の象徴を表現する作品です。 この挿絵を収録したユング著『転移の心理学』の説明によれば、上部の2匹の蛇は水の2つのベ […]
「メルクリウスの泉」の7つ目の象徴〜太陽と月 作品『哲学者の薔薇園』制作日誌その7。 今回は第1の挿絵「メルクリウスの泉」の太陽と月の象徴を表現する作品です。 この象徴は象徴4・象徴5・象徴6に出て来たメルクリウスの両親とされています。 作品「メルクリウスの泉〜太陽と月」の候補作 […]
「メルクリウスの泉」の6つ目の象徴〜動物のメルクリウス 作品『哲学者の薔薇園』制作日誌その6。 今回は第1の挿絵「メルクリウスの泉」の動物のメルクリウスの象徴を表現する作品です。 この象徴も、象徴4「鉱物のメルクリウス」、象徴5「植物のメルクリウス」と同様、上の挿絵の噴水に添えら […]
「メルクリウスの泉」の5つ目の象徴〜植物のメルクリウス 作品『哲学者の薔薇園』制作日誌その5。 今回は第1の挿絵「メルクリウスの泉」の植物のメルクリウスの象徴を表現する作品です。 この象徴も、象徴4「鉱物のメルクリウス」と同様、上の挿絵の噴水に添えられた銘文の1つがそれに該当しま […]