- 2019年1月17日
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椹木野衣著『反アート入門』〜芸術様式の変遷を個人の欲望と結びつけて解釈するユニークな近現代美術史
今回の記事はお勧めのアート本の紹介です。 椹木野衣著『反アート入門』。2010年の発売以来、今も増刷を重ねている本ですので、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。 通説とは言い難いゆえの『反アート入門』 『反アート入門』はタイトルに「反」と付けられていますように、ここに書かれてい […]
今回の記事はお勧めのアート本の紹介です。 椹木野衣著『反アート入門』。2010年の発売以来、今も増刷を重ねている本ですので、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。 通説とは言い難いゆえの『反アート入門』 『反アート入門』はタイトルに「反」と付けられていますように、ここに書かれてい […]
今回は今読んでいる小崎哲哉著『現代アートとは何か』の紹介記事です。 昨年の3月の発売後、ほぼ毎月増刷されているベストセラーです。 諸外国のアート事情の最新報告 『現代アートとは何か』というタイトルからは、普段あまりアートに馴染みのない一般の方向けに、難解な印象の強い現代アートを分 […]
今回の記事はオススメ本の紹介です。 先日、紛失したカメラバッグを引き取りに池袋へ行ったついでにジュンク堂に立ち寄り、芳賀直子著『バレエ・リュス その魅力のすべて』などを購入しました。 もともとアール・デコ時代の芸術全般が大好きで、ジャン・コクトーつながりでバレエ・リュス(ロシア・ […]
今回の記事はオススメの小説の紹介です。 先週、イタリア文化会館で文学に関する2つのトークイベントを聞きに行きました。 1つは「背後の世界」で、もう1つは「帰れない山」です。 実はお目当ては、バンド活動をされていた頃から大ファンの町田康さんが対談相手で登場する「背後の世界」の方でし […]
中筋朋著『フランス演劇にみるボディワークの萌芽』。以前に引用記事を書いたこともある本です。 既に読了済の本ですが、ベンヤミンの『複製技術時代の芸術作品』における〈いまーここ〉的性質が意味することの続きの記事を書く際に参考にするために手に取ったところ、中身が濃すぎてついつい夢中にな […]
今日、池袋の東京芸術劇場へディレクターズ・ラウンジを聞きに行ったついでに、ジュンク堂で現代アートと舞踏の本を購入しました。 小崎哲哉著『現代アートとは何か』 まず一番上の『現代アートとは何か』は、タイトルから現代アートの定義や本質などに関する理論書をイメージされるかもしれませんが […]
前回の「アラン・コルバン著『身体はどのように変わってきたか〔16世紀から現代まで〕』」に引き続き、今回の記事もオススメ本の紹介です。 今回の紹介本はロズウェル・アンジェ著『まなざしのエクササイズ ─ ポートレイト写真を撮るための批評と実践』です。 ボロボロになるまで読みこなした宝 […]
今回の記事はオススメ本の紹介です。 『身体はどのように変わってきたか〔16世紀から現代まで〕』が出版された経緯 今『風景と人間』ですっかりファンになってしまったアラン・コルバンの『身体はどのように変わってきたか〔16世紀から現代まで〕』を読んでいます。 同書はこれ自体独立した内容 […]
いたみありさ著『学校では教えてくれないアーティストのなり方』 先日投稿した、日本人アーティストの海外活動を支援するJCATのオーナーの著書です。 同書の第一印象は決して良くなかった 同書のことはJCATのサイトで紹介されていためAmazonでチェックしたことがあります。 しかし同 […]
昨日、美容室でPenの4月15日発売号「忘れられない写真。」を読み、内容が気に入ったので帰りに紀伊国屋書店で購入しました。 内容は特集のタイトルにもあるように、各界の著名人がご自身の忘れられない写真を1枚ないし数枚紹介するというもので、写真やアート業界以外のクリエイターの方も多数 […]