写真家 田尻健二のウェブサイト(Ver.3)。撮影した写真・展示情報・写真をはじめとしたアート情報などを掲載。今後の展示予定:2018年4月14日〜6月17日 HOTEL ANTEROOM KYOTO「NEW JAPAN PHOTO EXHIBITION(KYOTOGRAPHIE KG+ SPECIAL EXHIBITION)」、7月31日〜8月5日 Roonee 247 Fine Artsで自身の企画による写真のグループ展「Diversity vol.1」、11月12日〜11月18日 トキアートスペースにて個展「症状の肖像」

アクリル板とマスキングテープを用いた簡易フレームの綺麗な額装の仕方

今回は以前に「アクリル板とマスキングテープを用いたコストパフォーマンスに優れた額装方法」で紹介した、EINSTEIN STUDIOの方から教えていただいた、アクリル板を使用した簡易フレームの額装の仕方の続報です。
その後より綺麗に仕上がる方法を思いつきましたので、今回はその方法を公開します。

なお前回の記事にも書きましたように、額装材料はアクリル板は2mm厚のものを、マスキングテープはmtテープのオフホワイト色の15mm幅のものを使用しています。
(画像はクリックで拡大します)

貼りパネに虫ピンでマスキングテープを固定

アクリル板とマスキングテープを用いた簡易フレームの額装手順1

これまで苦労したのは、ピンと張ったマスキングテープにアクリル板をまっすぐに貼り付けることでした。
そこで上の写真のように、まず貼りパネのような柔らかい板に、縫製用のシルクピンと呼ばれる虫ピンでマスキングテープを固定してから作業することにしました。
(この後、カッターで30cmの長さにカットしています)

なお虫ピンの位置が真ん中より上にしてあるのは、表面に虫ピンの穴が出ないようにするためです。

これでアクリル板を貼り付ける際に、マスキングテープがずれたり弛んだりすることが無くなります。

先に表面からテープに貼り付け、表面のテープの幅を若干広くする

アクリル板とマスキングテープを用いた簡易フレームの額装手順2

続いて上の写真のように、そのマスキングテープにアクリル板を貼り付けますが、ここで2点ほど注意すべきことがあります。

1つめは先に表面から貼り付けることです。
これは後から折り返す側の方がシワになりやすいためです。

2つめはアクリル板を貼り付ける幅です。
理論上はマスキングテープの15mmから、2枚のアクリル板の厚み4mmと折り返すことで短くなる1mm程度を差し引くと片面5mmとなります。

しかし後の写真で分かりますように、少しでも両面の幅がずれると、長い方の面のマスキングテープが反対面から見えてしまいます。
このためテープの幅が少しずれてしまっても大丈夫なように、表面の方のテープ幅を1mmくらい長くして貼る方がより安全です。

アクリル板とマスキングテープを用いた簡易フレームの額装手順3

続いてマスキングテープを上の写真のように手前に折り返します。

アクリル板とマスキングテープを用いた簡易フレームの額装手順4

そして手前の面にもマスキングテープを貼り付けて完成です。
この作業を各辺で行います。

アクリル板とマスキングテープを用いた簡易フレームの額装手順5

上の写真が完成した簡易フレームの裏面です。
先ほど申し上げたように、テープを貼り付ける幅がずれると、このように短い方からテープが見えてしまい格好悪くなります。

アクリル板とマスキングテープを用いた簡易フレームの額装手順6

しかし当然ですが上の写真のように幅が広い方からは反対側のテープは見えません
これが表面のテープの幅を広めに設定する理由です。

ちなみに今回は、手順の説明と額装の見本を作る目的のため、わりとラフに作業しましたが、その割には表面から見る限りは綺麗に見えると思います。
ですから、あまり神経質にならずに作業してみてください。

30cm角の額装の場合のコストは、ネットで材料を揃えば約700円で済みます。
またドローイング作品などの額装としても見栄えが良いと思います。

※今回の記事で制作した簡易フレームは、ART TRACE GALLERYで開催中のグループ展『105°』の会場で実物をご覧いただけます。

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写真家 田尻健二
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