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青山昌文

  • 2020年7月7日
  • 2021年5月27日

表現・自己表現とミメーシス(模倣)との違い+私の作風の解釈

要約:以前から「アート活動=自己表現」という概念に違和感を感じていましたが、『舞台芸術への招待』のダンスの起源に関する説明により、私の作風は本質的な要素の模倣や再現、つまりミメーシスに近いことが理解できました。 今読んでいる放送大学のテキスト『舞台芸術への招待』に、表現あるいは自 […]

  • 2019年5月26日
  • 2019年5月31日

青山昌文著『美学・芸術学研究 (放送大学大学院教材)』~自己表現の概念の理解に役立った本

今回紹介したい本は、ミホリトモヒサさんの個展や佐野光子さんの個展の感想でも援用した、青山昌文著『美学・芸術学研究 (放送大学大学院教材)』です。 実在論と近代的な認識論における「美」の概念の違い 美学の類書にはあまり見られない本書の特徴の1つは、西洋社会において中世、すなわち18 […]

  • 2019年5月23日
  • 2019年6月21日

Diversity vol.2~ミホリトモヒサのインスタレーション作品の感想

「Diversity vol.2」参加作家の作品の感想、溶解マールイさんのパフォーマンス作品の次は、ミホリトモヒサさんのインスタレーション作品です。 長閑な風景を眺めながら「1/fゆらぎ」のような心地良さを体感 ご覧のようにミホリさんの作品は、ギャラリー空間いっぱいに水糸が張られ […]

  • 2018年3月29日
  • 2020年7月7日

理想的自然の模倣(ミーメーシス)を通じて中世までの古代ギリシヤ・ローマ美術礼賛の理由が腑に落ちる

中世ヨーロッパの人々の、古代ギリシヤ・ローマ美術礼賛の態度 ムサビや京都造形で西洋美術史を学び始めてから知ったことの1つに、中世ヨーロッパの時代までの、過去に絶対的な価値を置き、古代ギリシヤやローマ時代の美術を礼賛する態度があります。 確かに現代人の私にも、当時の大理石の造形物な […]