- 2022年12月31日
- 2023年2月26日
エレン・アルトフェストの作品感想@地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング
要約:森美術館「地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング」に展示されたエレン・アルトフェストの絵画作品からは、描く対象に没入するあまり他の事柄が完全に忘れ去られ、その結果、構図・対象の物質性への意識、対象と背景との境界などが消滅し、すべてが等価の世界が生み出されて […]
要約:森美術館「地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング」に展示されたエレン・アルトフェストの絵画作品からは、描く対象に没入するあまり他の事柄が完全に忘れ去られ、その結果、構図・対象の物質性への意識、対象と背景との境界などが消滅し、すべてが等価の世界が生み出されて […]
Takaaki Kumagai氏キュレーション「TERRESTRES:ラテンアメリカ・コンテンポラリーアートへの接点」の感想記事その6。 ディエゴ・クルス氏に続いて紹介するのは、ミア・シアバット氏の絵画作品です。 ミア・シアバットの絵画作品《同一部位》の概要 こちらがシアバット氏 […]
Takaaki Kumagai氏キュレーション「TERRESTRES:ラテンアメリカ・コンテンポラリーアートへの接点」の感想記事その4。 シェイラ・デ=ラ=クルス氏に続いて紹介するのは、バイロ・マルティネス氏の絵画作品です。 バイロ・マルティネス氏の絵画作品《オルビス・テラルム》 […]
以前に「カタストロフと美術のちから」展におけるオノ氏の作品への書き込み内容の制限は適切な処置という記事を書きました。 しかしここではオノ・ヨーコ氏の作品についてしか触れていないため、今回はその他の作品について書きます。 カタストロフの記録、再現を志向する写真作品と、想像力を掻き立 […]
特定の画家や様式から「モチーフ」へと焦点が変化 MXテレビやTVKなどで放送中の「アート・ステージ~画家たちの美の饗宴~」が、今年の4月にリニューアルされました。 これまでのアート・ステージは特定の画家や様式などに焦点が当てられていましたが、それがモチーフへと変更されました。 そ […]
多くの写真家の作品と比較できたことで、自分の作品をより客観視できた 今日、ビリケン商会の展示を見た後にスパイラルガーデンを覗くと何か展示されていたので、入ってみると「Another Tokyo」という写真のグループ展を開催していました。 ミニチュアのような写真を撮る本城直季さんを […]
今回の記事は「鑑賞から体験へ、作品から装置へ」の最後で述べた(写真の)フォーマリズムに関する新たな知見についてです。 装置志向ではあっても、それを実現するためのスキルは皆無… 前回の記事にあるように、来場者に作品を鑑賞するという枠組みから逸脱するような体験をしていただくことを志向 […]