- 2021年9月19日
- 2021年9月19日
宇田川直寛氏の作品制作の内面的なプロセスに強い関心を寄せる思想に共鳴
要約:スプラウト・キュレーション「風と、イメージ」の参加作家の宇田川直寛氏は、作品制作の内面的なプロセスに強い関心を寄せる方であるが、私自身も自己の内面を作品制作や表現形式に反映し続けてきたためシンパシーを感じる。 今回の記事は、これから拝見する予定の展示に関するものです。 スプ […]
要約:スプラウト・キュレーション「風と、イメージ」の参加作家の宇田川直寛氏は、作品制作の内面的なプロセスに強い関心を寄せる方であるが、私自身も自己の内面を作品制作や表現形式に反映し続けてきたためシンパシーを感じる。 今回の記事は、これから拝見する予定の展示に関するものです。 スプ […]
要約:ART TRACE GALLERY「Crash of Temporalities」で、写真作品と映像作品を同時に拝見した際に感じた、写真に対する心理的な近寄り難い感覚から、写真は収められたイメージによる、作品との心理的な距離感の振れ幅が非常に大きいメディアのように思える。 […]
要約:土屋祐子「マイオウンビーチ」では、ビーチをモチーフとした風景画でありながら、作品の大部分で縦位置の構図が採用されており、このポートレイトに典型的な構図が風景に生き物のような存在感を与え、その作用により不思議な雰囲気が醸し出されているのではないかと考えられる。 「不思議な雰囲 […]
ART TRACE GALLERYの植野智子『乾と水脈ー海流の果ての地で』の作品《骨のような器》は、心より先に身体が反応するとういう感覚を味わうとともに、沸き起こる情動を身を任せる心地よさも感じることができる作品でした。
要旨:SHINBI GALLERYの金川晋吾「Portraits」について、同じ写真家として制作意図に焦点を当て、ステートメントにもあるポートレイトの非ドキュメンタリー性という観点から感じたことを記しました。 金川晋吾「Portraits」ステートメント抜粋 先月、西新宿の新宿美 […]
先日、最終日にART TRACE GALLERYのグループ展「カナタのてざわり」を見てきました。 企画者でもいらっしゃる橋本佐枝子さんと、コヤマイッセーさん、長谷川美祈さん、馬見塚喜康さんの4人展です。 最終日につき、会場には長谷川さんを除くお三方がいらっしゃいましたが、今回はど […]
先週、久しぶりのギャラリー当番の際に、向井哲さんのグループ展「風の振る舞い」を拝見しました。 展示作家は向井さんと、元メンバーの民佐穂さん、そして外部の方ですが何度かART TRACE GALLERYで展示されたことのある上田和彦さんの御三方です。 ちなみにこの日は、夕方から上田 […]
諸岡亜侑未「Dig up and Build」のパフォーマンスの感想と関連して、そのパフォーマンスの記録映像から私自身が感じたことを元に、プレゼンスと不在の感覚について考察します。 初日のパフォーマンスを見た直後に感じたこと 感想記事にも記したように、諸岡さんの初日のパフォーマン […]
先日、所属のART TRACE GALLERYで、諸岡亜侑未「Dig up and Build」のオープニング・パフォーマンスを拝見しました。1ページ目はその感想です。 パフォーマンスの内容は、ユング心理学で治療に用いられている箱庭療法をモチーフとしたものでしたが、通常の箱庭療法 […]
KENJI TAKI GALLERYで偶然ヴォルフガング・ライプの作品を拝見した際、「芸術は衣食住とは異なり、なくても生きてはいける、しかし心を豊かにしてくれる」旨の格言を実感するような出来事を体験しました。 30年ぶりに偶然お気に入りのアーティストの作品を拝見 数日前に不思議な […]