【画像生成AI】Beyond SDXL NegativeはベースモデルのStable Diffusion XL(SDXL)と組み合わせることで、写実絵画風の画像が簡単に生成できるEmbeddingです。高品質な絵画風の画像を生成したい方にお勧めです。
Stable Diffusionで画像生成AIを始める
先日投稿したMacBook Pro M4 MAXを使用して早速、画像生成AIのツールを使い始めました。
使用したツールは現時点で最もシェアが高いと考えられるStable Diffusionです。
プロンプトとネガティブプロンプトで生成したい画像の特徴を指示
こちらがStable Diffusionの操作画面ですが、ダウンロードしたギガサイズの①ベースモデルを選択し、②プロンプトに反映させたい要素を、③ネガティブプロンプトには反対に排除して欲しい要素を、いずれも英語で入力するというのが基本的な使い方です。
Embedding~よく使うネガティブプロンプトがセットになった便利なファイル
なおネガティブプロンプトにはEmbeddingと呼ばれる、よく使うプロンプトがセットになった便利なファイルが用意されています。
私は高画質で写真のような画像を生成したかったので、CIVITAIというサイトでSDXLモデル用のEmbeddingを探し、Beyond SDXL NegativeというEmbeddingを使用してみました。
写実絵画風の画像生成にお勧めのEmbedding「Beyond SDXL Negative」
こちらがベースモデルにStable Diffusion XL(SDXL)を選択し、ネガティブプロンプトにBeyond SDXL Negative(ver.3)を適用して、プロンプトには「1 girl」とだけ入力し、それ以外の要素をランダムにして生成させた画像です(クリックで拡大)。
いずれも写真とは若干異なるものの、非常に写実的な絵画のような質感の画像になりました。
(個人的には1枚目の画像がお気に入りです)
Biographyでも表明しておりますように、私は写真家でありながら鑑賞者の立場では絵画をこよなく愛する者ゆえ、写実的な絵画のような質感はとても魅力的です。
このため今後もEmbeddingにはBeyond SDXL Negativeをメインで使用し続けることになりそうです。
補足)まだ研究途中ではありますが、画像生成AIのモデルには、写真調を謳っていても人物に関しては写真とは思えない質感のものがほとんどのため、人間らしさという要素は非常に複雑で創作が難しいものなのではないかと推測しています。