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目次:
「名建築で昼食を」放送開始
建物の魅力を伝えるカメラワーク
最近、おじさんを主役にしたドラマに面白いものが多い
将来女子二人が作るであろうカフェのテイストにも注目

「名建築で昼食を」放送開始

先月からBSテレ東で「名建築で昼食を」というドラマが始まりました。
毎回、田口トモロヲさんと池田エライザさんが東京の名建築を訪ね歩く番組です。

なお番組タイトルからは昼食に焦点が当てられているような印象を受けますが、主役はあくまで建築物です。
田口トモロヲさんが池田エライザさんをお勧めの建築物へと案内し、そこでウンチクを傾け、最後に館内のレストランやカフェでランチをいただくというのが基本的な流れです。

これまでの放送では、アンスティチュ・フランセ東京自由学園明日館ビヤホールライオン銀座七丁目店東京都庭園美術館が紹介され、いずれも一度は足を運んだことのある馴染み深い場所でした。

建物の魅力を伝えるカメラワーク

ドラマでは、かなりの時間を割いて各名建築の中をくまなく探索するため、建築デザインに興味がある方でしたら、それだけでも楽しめそうです。

また個人的な印象として、建物の魅力を伝えるべくカメラワークに工夫が凝らされているように感じられました。
例えば建物の水平垂直がしっかり揃っていましたし、狭いスペースの撮影でも樽型の歪みがほとんど見られませんでした。

最近、おじさんを主役にしたドラマに面白いものが多い

次にドラマの内容に目を移して印象に残ったのは、田口トモロヲさんの役柄が2014年にNHK-BSで放送されたドラマ「植物男子ベランダー」を彷彿させることです。
両役柄とも、どこか抜けたところがありつつも信念の強さが感じられる、私的には愛すべきおじさま感が感じられる、とても魅力的なキャラクターです。

少し前にテレ東で放送されていた光石研さんの初主演ドラマ「デザイナー 渋井直人の休日」と言い、最近おじさんを主役にしたドラマに面白いものが多く嬉しい限りです。

将来女子二人が作るであろうカフェのテイストにも注目

最後に「名建築で昼食を」では、エンディングで池田エライザさんが電話で友人役の小川紗良さんに「今日〇〇に行ってきた」と話すシーンがあります。

二人はカフェを共同経営することが夢なので、毎回名建築から影響を受けつつ将来どのようなテイストのカフェをオープンすることになるのか、(そこまで放送されるのかは分かりませんが)今から楽しみです。

真夜中ドラマ「名建築で昼食を」公式サイト

追伸) 余談ですが「真夜中ドラマ」シリーズは面白いものが多く、特に「ハイポジ 〜1986年、二度目の青春。〜」と「グッド・バイ」が良かったです。

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