- 2023年12月31日
- 2024年1月8日
Ree 理咲子「Dance Notation ダンス・ノーテーション ~踊り描く楽譜~」感想
少し前に所属のアートトレイスギャラリーで、Ree 理咲子さんの個展「Dance Notation ダンス・ノーテーション ~踊り描く楽譜~」を拝見しました。 今回はその感想記事です。 まず会場に入ると、ご覧のような光景が目に飛び込んできました。 舞踏譜や図形楽譜の手法を参考に、踊 […]
少し前に所属のアートトレイスギャラリーで、Ree 理咲子さんの個展「Dance Notation ダンス・ノーテーション ~踊り描く楽譜~」を拝見しました。 今回はその感想記事です。 まず会場に入ると、ご覧のような光景が目に飛び込んできました。 舞踏譜や図形楽譜の手法を参考に、踊 […]
要約:森美術館「地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング」に展示されたオノ・ヨーコのインストラクション(指示)作品に触れて初めて、詩という芸術の楽しみ方を知った気がした。 森美術館で「カタストロフと美術のちから」に続きオノ・ヨーコの作品を拝見 森美術館「地球がまわ […]
要約:森美術館「地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング」に展示されたエレン・アルトフェストの絵画作品からは、描く対象に没入するあまり他の事柄が完全に忘れ去られ、その結果、構図・対象の物質性への意識、対象と背景との境界などが消滅し、すべてが等価の世界が生み出されて […]
要約:森美術館「地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング」のヴォルフガング・ライプの展示スペースでは、台の上に敷き詰められたヘーゼルナッツの鮮やかな黄色の花粉が、透過光越しに見ているような美しさを放ち、また蜜蝋の作品もそのスケール感に圧倒された。 「地球がまわる音 […]
要約:スプラウト・キュレーション「風と、イメージ」の参加作家の宇田川直寛氏は、作品制作の内面的なプロセスに強い関心を寄せる方であるが、私自身も自己の内面を作品制作や表現形式に反映し続けてきたためシンパシーを感じる。 今回の記事は、これから拝見する予定の展示に関するものです。 スプ […]
要約:ART TRACE GALLERY「Crash of Temporalities」で、写真作品と映像作品を同時に拝見した際に感じた、写真に対する心理的な近寄り難い感覚から、写真は収められたイメージによる、作品との心理的な距離感の振れ幅が非常に大きいメディアのように思える。 […]
要約:土屋祐子「マイオウンビーチ」では、ビーチをモチーフとした風景画でありながら、作品の大部分で縦位置の構図が採用されており、このポートレイトに典型的な構図が風景に生き物のような存在感を与え、その作用により不思議な雰囲気が醸し出されているのではないかと考えられる。 「不思議な雰囲 […]
ART TRACE GALLERYの植野智子『乾と水脈ー海流の果ての地で』の作品《骨のような器》は、心より先に身体が反応するとういう感覚を味わうとともに、沸き起こる情動を身を任せる心地よさも感じることができる作品でした。
要旨:SHINBI GALLERYの金川晋吾「Portraits」について、同じ写真家として制作意図に焦点を当て、ステートメントにもあるポートレイトの非ドキュメンタリー性という観点から感じたことを記しました。 金川晋吾「Portraits」ステートメント抜粋 先月、西新宿の新宿美 […]
先日、最終日にART TRACE GALLERYのグループ展「カナタのてざわり」を見てきました。 企画者でもいらっしゃる橋本佐枝子さんと、コヤマイッセーさん、長谷川美祈さん、馬見塚喜康さんの4人展です。 最終日につき、会場には長谷川さんを除くお三方がいらっしゃいましたが、今回はど […]