日影眩 個展「直方体による絵画の再構築」、ゴッホとピカソの再構築作品

teps Gallery 日影眩 個展「直方体による絵画の再構築」感想

Steps Galleryで日影眩 個展「直方体による絵画の再構築」を拝見

先週、銀座のSteps Galleryで日影眩 個展「直方体による絵画の再構築」を拝見しました。

会場にはピカソやゴッホ、マティスなどの絵画や、写楽の浮世絵などを、直方体のみで再構築した作品が展示されていました。

特にゴッホの自画像を再構築した作品は、作品は異なりますが、昨年のアートトレイスギャラリーでの個展で援用したこともあって、自身の生成AI作品と比較しながら、とても興味深く拝見しました。

日影眩 個展「直方体による絵画の再構築」、ゴッホとピカソの再構築作品

また作家の日影さんが在廊されていたため、いろいろとお話を伺うことができました。

日影さんも画像生成AIの限界を経験

日影さんから、まず作品の制作プロセスについて伺った後に、私もゴッホの自画像を援用した画像生成AIの作品を制作したことや、その時に経験した画像生成AIの表現力の限界について話すと、日影さんからも画像生成AIの表現力に関する興味深い話が聞けました。

「直方体による作品=レゴブロック」という観念に縛られてしまったAI

具体的なツール名は聞きそびれてしまいましたが、日影さんの話では、今回の個展のコンセプトである、直方体による名画の再構築を画像生成AIに指示したところ、まるでレゴブロックのような作品ばかりが生成されたそうです。

生成AIの創造性への評価は、アート業界ではまだ低い

専門書を読む限り、ビジネス特にマーケティング業界では、生成AIの創造性が非常に高く評価されているようです。
しかしアート業界では、多くの作家がその創造力に不満を感じており、作品制作に用いる人もまだまだ少数です。

生成AIはビジネスの現場では、すでに業務に欠かせない存在となっていますが、アート作品の制作に限っては、その性能やプロンプトの工夫などに関して、まだまだ改良の余地があると言えそうです。

Steps Gallery 日影眩 個展「直方体による絵画の再構築」公式ページ
(展示は昨日で終了しています)

日影眩 個展「直方体による絵画の再構築」、ゴッホとピカソの再構築作品
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