早稲田大学演劇博物館の「現代日本演劇のダイナミズム」で飴屋法水、綾門優季(キュイ)の作品に興味を持つ

今日、早稲田大学演劇博物館の企画展示室で開催された、佐々木敦氏 ギャラリートーク:現代日本演劇における「声」の問題を聴いて来ました。

内容は60年代以降の日本の演劇の特徴を「声のトーン」という観点から概観するというものでした。
トークの内容も興味深いものでしたが、私が最も興味を惹かれたのはギャラリートークが行われた会場の展示物でした。

飴屋法水、綾門優季(キュイ)の作品に興味津々

現代日本演劇のダイナミズム」と題した展示では、60年代以降の日本の演劇が幾つかのテーマに沿って分類され、そのカテゴライズされた演劇(劇団)が50以上の劇団から提出された資料によって解説されていました。

その中でも特に興味を惹かれたのは、飴屋法水氏と〈青年団リンク キュイ〉を率いる綾門優季氏の存在でした。
特に飴屋氏の作品は、アートパフォーマンスとも見て取れる作品で、また私も非常に関心がある身体をテーマとした作品を作り続けている方のようですので、詳しく調べて見たい衝動に駆られました。

一方の綾門氏も、〈青年団リンク キュイ〉のウェブサイトを拝見すると、哲学的な思想の元よく考え抜かれた作品を作り続けている方との印象を受けました。

11月6日に同じ会場で、もう一人の企画者の徳永京子氏のギャラリートークが開催されるようですので、そちらも拝聴しようと思っています。

初めて早稲田大学の構内に入る

最後に余談ですが、以前にデザイン職だった頃に、江戸川橋の職場まで自転車で通勤する際に、早稲田大学の正門の所のカーブを通っていましたが、大学の構内に入ったのは今回が初めてでした。

18時でも構内に学生が溢れていたことや、部外者がどの校舎にも自由に出入りできてしまうらしいことなどが驚きでした。
最初、校舎を間違えて不審者並にウロウロしてしまいましたので…
(もしかしたら私が見落としただけで、どこかに訪問者用の受付があったのかもしれません)

写真は会場の演劇博物館の外観で、通称エンパクと呼ばれているそうです。

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