今回の記事はオススメ本の紹介です。
先日、紛失したカメラバッグを引き取りに池袋へ行ったついでにジュンク堂に立ち寄り、芳賀直子著『バレエ・リュス その魅力のすべて』などを購入しました。
もともとアール・デコ時代の芸術全般が大好きで、ジャン・コクトーつながりでバレエ・リュス(ロシア・バレエ団)やヴァーツラフ・ニジンスキーのことも知り、その独特の世界観の虜になりました。
ですので写真図版を眺めているだけでもワクワクして来ますが、ファンとはそういうものだと思います。
内容はバレエ・リュスの歴史のみならず、全作品の解説も収録されていますので、とても楽しめます。
それにしても1つの作品を作り上げ上演するだけでも大変な労力のはずなのに、50作以上も上演されたとは驚きです。
追伸)本書を読むまで、本国ロシアでは一度も公演したことがなかったとは知りませんでした。
紹介文献芳賀直子著『バレエ・リュス その魅力のすべて』、国書刊行会、2009年