写真家 田尻健二 ART TRACE GALLERY 共同運営スタッフ

芸術の存在意義「展」No.15 展示作品

残滓

ステートメント
私は心理カウンセラーを生業としていることも影響しているのかシャーマニズムに関心があり、写真においても「万物に宿る精霊」のような存在を撮りたいと願っている。
しかし作家に要求される、コンセプトを明確化しそのコンセプトを作品でしっかりと表現する行為は、シャーマンの精神においては自然を敬いその働きに自らが従う「謙虚な態度」に反するものとしてタブー視されるため、ここにジレンマが生じる。
そのジレンマを抱えながら今後私はどのような写真を撮るのか、それは私にもわからない。
もしかしたら、それは私が決めるべきことではないのかもしれない。

発表媒体
2014 芸術の存在意義「展」No.15 アートイマジンギャラリー / 東京
展示詳細

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