- 2020年3月13日
- 2020年3月14日
作家が写された映像がもたらすプレゼンスと不在の感覚〜諸岡亜侑未「Dig up and Build」を例に
諸岡亜侑未「Dig up and Build」のパフォーマンスの感想と関連して、そのパフォーマンスの記録映像から私自身が感じたことを元に、プレゼンスと不在の感覚について考察します。 初日のパフォーマンスを見た直後に感じたこと 感想記事にも記したように、諸岡さんの初日のパフォーマン […]
諸岡亜侑未「Dig up and Build」のパフォーマンスの感想と関連して、そのパフォーマンスの記録映像から私自身が感じたことを元に、プレゼンスと不在の感覚について考察します。 初日のパフォーマンスを見た直後に感じたこと 感想記事にも記したように、諸岡さんの初日のパフォーマン […]
先日、所属のART TRACE GALLERYで、諸岡亜侑未「Dig up and Build」のオープニング・パフォーマンスを拝見しました。1ページ目はその感想です。 パフォーマンスの内容は、ユング心理学で治療に用いられている箱庭療法をモチーフとしたものでしたが、通常の箱庭療法 […]
京都造形芸術大学の通信教育学部、3年留年した末に卒業 今回は大学のお知らせです。 2015年に3年次編入で入学した京都造形芸術大学の通信教育学部、3年留年した末、この春やっと卒業できることになりました。 3年も留年してしまったのは、2017年のときは写真コースから芸術教養学科へ転 […]
KENJI TAKI GALLERYで偶然ヴォルフガング・ライプの作品を拝見した際、「芸術は衣食住とは異なり、なくても生きてはいける、しかし心を豊かにしてくれる」旨の格言を実感するような出来事を体験しました。 30年ぶりに偶然お気に入りのアーティストの作品を拝見 数日前に不思議な […]
少し前に「実験的作品についての私的理解 – コンセプトの有無による分類」の中で、あくまで個人的な印象ですが、イメージフォーラム・フェスティバル2019で拝見したジョイス・ウィーランドの作品が、緻密なコンセプトに基づくものではなく、もっぱら興味や関心から生み出されたように思え、その […]
報告が遅くなりましたが、所属のART TRACE GALLERYで開催されていたグループ展「Take me to your home」は、2月9日(日)をもちまして無事に終了致しました。 寒さの中、会場まで足をお運びいただきました皆様、誠にありがとうございました。 今回の展示は評 […]
NHKEテレ「no art, no life」は、アールブリュットあるいはアウトサイダーアートと呼ばれるアート作品を紹介する番組ですが、作品のみならず作家や制作現場にも焦点が当てられているのでお勧めです。
高橋雄一郎、鈴木健編『パフォーマンス研究のキーワード – 批判的カルチュラル・スタディーズ入門』。 昨年末に葬儀の写真を投稿した祖母の四十九日が今週行われ、その帰省の道中から読み始めている本です。 「パフォーマンス研究」は前衛演劇家により生み出された パフォーマンス研 […]
前衛(的)と実験的との違い アート作品に対する評価や感想では、しばしば前衛(的)・実験的という言葉が使われますが、これまで両者の違いがよく分からないまま何となく直感的に使用していました。 そこでこの機会に調べてみると、アートペディアというアートの辞典サイトに次のような両用語の定義 […]
今後の制作についてのお知らせです。 本日まで所属のART TRACE GALLERYで開催されていたグループ展「Take me to your home」には、写真にあるユングの『転移の心理学』で解説されている中世の錬金術のテキスト『哲学者の薔薇園』に掲載された挿絵の1枚目「メル […]