AUTHOR

写真家 田尻健二

  • 2020年3月13日
  • 2020年3月14日

作家が写された映像がもたらすプレゼンスと不在の感覚〜諸岡亜侑未「Dig up and Build」を例に

諸岡亜侑未「Dig up and Build」のパフォーマンスの感想と関連して、そのパフォーマンスの記録映像から私自身が感じたことを元に、プレゼンスと不在の感覚について考察します。 初日のパフォーマンスを見た直後に感じたこと 感想記事にも記したように、諸岡さんの初日のパフォーマン […]

  • 2020年3月9日
  • 2020年3月20日

諸岡亜侑未「Dig up and Build」オープニング・パフォーマンス+展示の感想

先日、所属のART TRACE GALLERYで、諸岡亜侑未「Dig up and Build」のオープニング・パフォーマンスを拝見しました。1ページ目はその感想です。 パフォーマンスの内容は、ユング心理学で治療に用いられている箱庭療法をモチーフとしたものでしたが、通常の箱庭療法 […]

  • 2020年3月7日
  • 2020年3月8日

京都造形芸術大学の通信教育学部を卒業

京都造形芸術大学の通信教育学部、3年留年した末に卒業 今回は大学のお知らせです。 2015年に3年次編入で入学した京都造形芸術大学の通信教育学部、3年留年した末、この春やっと卒業できることになりました。 3年も留年してしまったのは、2017年のときは写真コースから芸術教養学科へ転 […]

  • 2020年2月29日
  • 2020年3月1日

お気に入りの作家のアート作品を鑑賞後、味覚や食べ方が一変

KENJI TAKI GALLERYで偶然ヴォルフガング・ライプの作品を拝見した際、「芸術は衣食住とは異なり、なくても生きてはいける、しかし心を豊かにしてくれる」旨の格言を実感するような出来事を体験しました。 30年ぶりに偶然お気に入りのアーティストの作品を拝見 数日前に不思議な […]

  • 2020年2月26日
  • 2020年2月26日

他者との相互作用により企画内容を簡単に変化させる企画者あるいはキュレーター像

少し前に「実験的作品についての私的理解 – コンセプトの有無による分類」の中で、あくまで個人的な印象ですが、イメージフォーラム・フェスティバル2019で拝見したジョイス・ウィーランドの作品が、緻密なコンセプトに基づくものではなく、もっぱら興味や関心から生み出されたように思え、その […]

  • 2020年2月19日
  • 2020年2月19日

ART TRACE GALLERY「Take me to your home」終了

報告が遅くなりましたが、所属のART TRACE GALLERYで開催されていたグループ展「Take me to your home」は、2月9日(日)をもちまして無事に終了致しました。 寒さの中、会場まで足をお運びいただきました皆様、誠にありがとうございました。 今回の展示は評 […]

  • 2020年2月15日
  • 2020年2月18日

パフォーマンス研究のキーワード – パフォーマンスの概念を拡張し問題意識を高める良書

高橋雄一郎、鈴木健編『パフォーマンス研究のキーワード – 批判的カルチュラル・スタディーズ入門』。 昨年末に葬儀の写真を投稿した祖母の四十九日が今週行われ、その帰省の道中から読み始めている本です。 「パフォーマンス研究」は前衛演劇家により生み出された パフォーマンス研 […]

  • 2020年2月10日

「実験的」作品についての私的理解 – コンセプトの有無による分類

前衛(的)と実験的との違い アート作品に対する評価や感想では、しばしば前衛(的)・実験的という言葉が使われますが、これまで両者の違いがよく分からないまま何となく直感的に使用していました。 そこでこの機会に調べてみると、アートペディアというアートの辞典サイトに次のような両用語の定義 […]